一人暮らしって自由で楽しそうだから、してみたいけどお金がない。
親に反対されている。
そもそも、どんな準備をすればいいのかわからない。
一人暮らしを始めるにはどのくらいの予算が必要?
そのような悩みを解決していきます。
この記事を読んでもらえれば、通常の初期費用を40%ほどカットすることも可能です。
僕は一人暮らしを始めて4年近くになりますが、初めての一人暮らしのときは何をすればいいのかわかりませんでした。
物件はどこで探せばいいのか?
お金はどのくらいかかるのか?
親は説得できるのか?
など。
- 一人暮らしにはどのくらい予算が必要なのか
- 一人暮らしを始める前に知っておきたいこと
- 一人暮らしの初期費用を安く抑える方法
一人暮らしを始める前に、ぜひ読んでおいてください。
目次
一人暮らしをしたけど、お金がない
一人暮らしをしたくても、お金がないと実現できません。
どのくらいの初期費用で、暮らしていくには1ヶ月でどのくらい必要なのか把握する必要があります。
一人暮らしで必要な初期費用
一人暮らしの初期費用は3つに分類できます。
- 物件を借りる費用
- 家具、家電をそろえる費用
- 引っ越し費用
もう少し詳しく説明します。
物件を借りる費用
物件を借りるときはかかる費用は主に6つ。
1:敷金(家賃1ヶ月分ほど)
敷金とは、部屋を借りるときに保険として預けておくお金です。
多くの場合、家賃1ヶ月分が敷金になります。
部屋を退去するときに傷を直したり、原状回復させるために使われます。
原状回復にかかった費用が差し引かれ、余った金額は返ってきます。
2:礼金(家賃1ヶ月分ほど)
礼金とは、部屋の持ち主である大家さんにお礼の意味の費用です。
敷金は退去時に返ってきますが、礼金は返ってきません。
礼金も家賃1ヶ月分が目安です。
3:仲介手数料(家賃1ヶ月分ほど)
仲介手数料は、仲介の不動産会社に払う費用です。
家賃の1ヶ月分や半月分の場合が多いです。
4:前払い家賃(家賃2ヶ月分ほど)
入居する前に、入居月と翌月の家賃を支払いうのが前払い家賃です。
2ヶ月分を支払うことになります。
月の途中から入居する場合は、日割り家賃と翌月の家賃を払います。
5:鍵交換(1万5,000円ほど)
自分が出た後、新しい入居人のために鍵を交換する費用です。
だいたい1万5,000円程度です。
6:火災保険料(2万円ほど)
火災被害に遭った場合の費用です。
こちらも入居時に支払うことが多いです。
僕が一人暮らしを始めたときはこの6つの費用全てかかりました。
シミュレーション:家賃6万円の物件の場合
敷金礼金(各家賃1ヶ月分):12万円
仲介手数料(家賃1ヶ月分):6万円
前家賃(家賃2ヶ月分):12万円
鍵交換費:1万5,000円
火災保険料(2年契約):2万円合計:33万5,000円
家具、家電をそろえる費用
初期の家具家電は、約8万円程度あればそろえられます。
後ほど詳しく必要な家具家電を紹介しますね。
引っ越し費用
引っ越し費用は、約3万円ほどです。
移動距離や、荷物の量によって違いますが、単身パックの平均は3万円前後でしょう。
シミュレーション:初期費用合計
家賃6万円の物件に引っ越す場合の初期費用をシミュレーションしてみましょう。
物件を借りる費用:約33万5,000円
家具家電をそろえる費用:約8万円
引っ越し費用:約3万円
初期費用合計:41万5,000円
一人暮らしを始めるときに必要な大まかな初期費用です。
ただ、この初期費用を2/3ほどに減らす方法もあるので後ほど紹介します。
その前に、一人暮らしを始める際に知っておて欲しいことをまとめます。
一人暮らしを始める前に知っておきたいこと
一人暮らし始めるときに知っておくべきことは、初期費用だけではありません。
ここでは3つ説明します。
- おすすめの間取り
- 必要な家電
- ネット環境
一人暮らしにおすすめの間取り
物件を決める際に「どのくらいの部屋に住んだ方がいいのか」と疑問に思う方もいると思います。
部屋が広すぎても掃除が大変になりますし、狭くてもベッドを置いたらスペースがなくなってしまうなんてこともあり得ます。
自分の落ち着く広さを選ぶことが重要です。
費用、住みやすさから判断して一人暮らしにおすすめの間取りはズバリ1Kです。
1Kとは、1部屋+キッチンとうい間取りです。
一人暮らしにぴったな間取り5つとは!?それぞれの違い説明はこちらから。
一人暮らしに最低限必要な家電
最初にそろえる家電は必要最低限で大丈夫です。
最低限の家電というのは
- 掃除機
- 冷蔵庫
- 炊飯器
- 洗濯機
この4つです。
あとは、ドライヤー、電子レンジなど。
テレビが入っていませんが、正直スマホのネット動画や映画で十分です。
僕もついこの前、友人にテレビをあげました。
なので、最低限この4つがあれば生活に困ることはないでしょう。
暮らし始めて、必要だと思ったら新しい物を購入した方が、初期費用を安く抑えることにもつながります。
必要な家電についてさらに細かく知りたい方は一人暮らしに必要な家電8選ってなに?【実際に使ってるものまとめ】を参考にしてください。
一人暮らしのネット環境
YouTubeやネット動画を見るためにも、インターネット環境を整える必要があります。
ネット環境とはWi-Fiのことですが、一人暮らしでwifiなしだといろんなデメリットが。
Wi-Fiは月3,000〜5,000円程度で使い放題が選択可能です。
僕も一人暮らしをするときに一番迷ったのがネット環境をどう整えるかでした。
もし、一人暮らしにとってお得なWi-Fiを選びたいのであればこちらの一人暮らしのwi-fi選びで損しないためにをご覧ください。
一人暮らしにはWi-Fiが95%の確率で必要なので、前もって検討してみてください。
一人暮らしの初期費用を安く抑えるためには
一人暮らしを始めるとき気になるのが、どう初期費用を安く抑えるかというところだと思います。
2回の引っ越し経験から、初期費用を抑えるのに効果大の方法を3つ紹介します。
最大で初期費用を50%カットすることも可能です。
1:敷金・礼金のない物件を探す
まず初期費用を抑えたいのなら敷金礼金のない物件を選ぶのが基本です。
敷金礼金がない物件であれば、家賃6万円の場合、初期費用を12万円カットできます。
最近は、敷金礼金のない物件もかなり増えているので、物件を選ぶ際は「敷金礼金なし」を条件に入れるといいかと。
2:引越しを自分で行う
引っ越し費用は平均3万円程度ですが、自分で行えば交通費だけで済みます。
その分労力は必要ですが、友人や家族に手伝ってもらえれば十分可能です。
特に一人暮らしの引っ越しは、大きな荷物がほとんどありません。
洗濯機や冷蔵庫は、新しい住所に配達してもらえば自ら運ぶ必要もないです。
3:家具や家電は中古を狙うorセット購入する
家電と家具は中古品を買う、もしくはセット購入することで安く抑えられます。
セットで購入することで8万円ほどかかる家具家電を約5万円ほどでそろえられます。
中古でそろえる場合は、ヤフオクやメルカリが主流でしょう。
タイミングが合えば、激安の中古品を確保できます。
時間があるときに見ておくといいかもしれません。
一人暮らしをしたけど、親に反対される
なんとか費用は準備できそうだけど、親に反対されるという問題もあるかと思います。
僕が一人暮らしを始めたのは大学1年のとき。
大学まで片道2時間かかるので、その時間がもったいないと言って説得しました。
学生であれば、バイト代だけで生活するのは厳しいので多少の仕送りをお願いすることになるでしょう。
親に一人暮らしを納得してもらうためには理由をはっきり伝えることが重要です。
もし、どうしても納得してもらえそうにないのであれば一人暮らしをする理由は?親を説得するための理由を参考にして見てください。
正直、一人暮らしはつらい
一人暮らしを楽しみにしている人も多いと思いますが、実際つらいこともあります。
特に、風邪を引いたとき。
実家にいるときに風邪を引いても大して苦労しませんが、一人暮らしで風邪を引くと死ぬほどきついです。
僕は、一度インフルエンザにかかったんですが、本当に死ぬかと思いました。
食料もなかったし、病院にいく気力もない。
誰かに連絡しても、移ってしまうと思いためらっていました。
そうなると治るまで耐えるしか無くなります。このときはかなりつらかったです。
それに、一人暮らしは孤独感を感じることもあります。
一人でテレビを見ているときや、暗い部屋に帰ってきたとき。
一人暮らしをする前に自分がその孤独感に耐えられそうかイメージしておくといいかもしれません。
でも、一人暮らしはとにかく自由
自由を求めて一人暮らしを始めたいという人も多いでしょう。
イメージの通りとにかく自由です。
何時に帰ってもいい、何を食べてもいい、誰を呼んでもいいんです。
一人暮らしのリアルを知りたい人は一人暮らしを徹底分析!メリット・デメリット・注意点まとめをご覧ください。
一人暮らしを始めるなら物件探しから
一人暮らしを始めるなら、まずは引っ越し先の家賃相場、周辺環境などを知る必要があります。
それによって初期費用や準備も大きく変わってくるからです。
家具や家電も物件の寸法を測ってから購入する必要がありますし、物件が決まらないことには進められません。
とは言っても、まだ不動産屋の店舗へ相談に行くまでではない
って人も多いかと思います。
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