今、不安がない大学生は危険です。
逆に今不安を抱えてる大学生は、通常のことなので安心してください。
「不安があるんだから、安心なんかできないよ!」
と思う人がいると思います。
ですので今回は、今抱いてる不安を解決する5つの順序を紹介します。
こんちには、kakiです。僕は今大学4年です。1年休学をしたので、大学生活は今年で5年目になります。
この大学4年間で、多くの不安を抱え、どうしたらいいのかを考えてきました。
考える過程で見つけた、不安解消の方法をここで紹介します。
僕には今年大学に入学する弟がいますが、今回の記事は弟にも読ませたいと思います。
この記事を読んでもらえば、
- 他の大学生はどんな不安を抱いているのか?
- そもそもなぜ不安になるのか?
- 解消するためには、どうしたらいいのか
が分かってもらえます。
今回紹介する順序を試してもらえれば、将来へ対する希望やワクワク感が沸いてくるはずです。
ぜひ読んでみてください。
目次
学年別の不安あるある
大学生とひとくくりにしても、学年別で抱く不安は違ってきます。
そこでまずは、学年別の不安を挙げて、特徴をまとめていきます。
大学1年生
「友達ができるのか」
「大学の授業についていけるのか」
「単位は取れるのか」
「サークルに入れるのか」
「一人暮らしでやっていけるのか」
「バイトはみつかるのか」
1年生は初めての事が多く、不安もたくさんあります。
ただ、上で挙げた不安が解消されてくと、大学生活の楽しさに気づき始めます。
大学2年生
「何か将来の役に立つ資格を取らないと」
「このままなんとなく大学生活を過していていのだろうか」
「大学生の時しかできないことをしないと」
1年生で大学の楽しさに気づくと、あっという間に2年になっています。
このままではやばい、という危機感を感じ始めるようになるとおもいます。
2年生になって留学する人が増えてくるのは、この危機感からではないでしょうか。
大学3年生
「就職できるのか」
「自分に向いていることって何だろう」
「希望の会社に入れるのか」
「希望の職種につけるのか」
3年生になると、就職活動を意識し始めると思います。
就活するために自己分析をすると、そこで自分のいいところ、自分には何ができるのかといったことで悩み始めるでしょう。
大学4年生
「内定もらえるのか」
「希望の会社の内定もらえるのか」
「会社で働き続けられるだろうか」
「ブラック企業ではないだろうか」
「職場の上司とうまくやっていけるのだろうか」
「本当にその会社でよかったのか」
「卒業できるのか」
「卒業した後どうすればいいのか」
4年生になると、将来への不安も増えてきます。
学生生活が終わり、「本当に自立していかなくては」と思い始めるので、不安になるのも当然です。
主な不安は就職からきているとわかりますね。
学年関係ない不安
「日本の景気が悪くならないか」
「将来結婚できるのか」
「お金がたまるのか」
「恋人できるか」
「卒業できるか」
「進級できるのか」
「老後は大丈夫か」
「生活していけるのか」
学年に関係なく、大学生という年代で感じる将来の不安は多いですよね。
大人に不安を相談すると、
「そんなことで悩む必要なんかないよ」
って言われることがありますが、まったく解決にならないです。
年を重ねて思い返してみたら、不安に思う必要なんかなかったとなるのかもしれませんが、なかなかその時に、その言葉を理解するのは難しいと思います。
なぜ不安になるのか?
人は、不確定な未来に対して不安を感じます。
不確定な未来とは、
- 自分がコントロールできない要素が多い
- 自分の今までの経験では予測がつかない
未来のことです。
一年生の時、単位が取れるか不安なのは、
- 単位というシステムが初めて
- 大学のテストはどんなものなのか分からない
このような、今までの経験値にはないことから不安に感じるわけです。
そもそも、未来は不確定なので不安になるのは当たり前です。
不安がないということは、未来に対して確実に予測ができているといえます。
1週間後に、希望の企業から絶対に内定をもらえることが分かっていたら、就職活動に対して不安はおきませんよね?
ただそれは、内部にコネがあって事前に受かると言われているなど、特殊な場合です。
すべての未来がこのように確実だったら不安はないですが、未来に対してのワクワク感は感じられないと思います。
そのため適度な不安は必要です。
不安を解決する手順
不安を解決する流れは、
不安を認める → 解決方法を考える → 行動する
となります。
まずは、不安な自分を認めることが大切です。
なぜ不安なのか、不安を見える化する
「なぜ今不安に感じているのか?」
「この不安は何に対するものなのか?」
を見極めることが、一番先にやるべきことです。
ただ頭で考えているだけでは、なかなか見えてこない部分が多いです。
そのときは、箇条書きなどでいいので、考えていることや不安に思うことを全て書き出してみましょう。
自分が感じていたことや、考えていたことが見える化されると、
「こんなところに不安を感じていたのか」
と意外にも、思っていた不安が、別のところからきている場合もあります。
就職に対しての不安でもさまざまあります。
- 自分が望んでる企業に入れるか不安
- ブラック企業に入っちゃったらどうしようという不安
- 内定がもらえなかったらどうしようという不安
- 望んでる企業に入れるか不安
などです。
そして、ここではさらに細かく見ていきます。
例えば、望んでる企業に入れるか不安の場合、
- 面接がうまくできるか
- 志望動機がうまく言えるか
- エントリーシートがしっかり書けるか
- 筆記試験で結果を出せるか
のようなことに分けられると思います。
この中に、該当するものがいくつあっても大丈夫です。
まずはこのように、自分が不安を感じている部分を細かく見ていきましょう。
そのためには、何かに箇条書きにするのがおすすめです。
その不安、あなたが人類初じゃない
次に伝えたいことが、その不安はあなたが人類初じゃないということです。
僕も大学に入ったときは、多くの不安がありました。
- 大学で友達ができるのか
- 将来、成功するためにはどーしたらいいのか
などです。
そんな時、本屋さんに入ってたまたま手に取ったのが「夢をかなえるゾウ」という、水野敬也さんが書いた本でした。
面白そうだったので買って、家に帰って読んで見ると、
「仕事、お金、人間関係、幸せ……人間の悩みなんちゅうのはいつの時代も同じや。
そんで本ちゅうのは、これまで地球で生きてきた何億、何十億ちゅう数の人間の悩みを解決するためにずっと昔から作られてきてんねんで。
その『本』でも解決でけへん悩みちゅうのは何なん?自分の悩みは地球初の、新種の悩みなん?
自分は悩みのガラパゴス諸島なん?」
という言葉が書かれていました。
これはインドの神様のガネーシャが、本の中で言ってる言葉です。
今読めばそうだよねと思いますが、当時は、自分の不安を誰に相談すればいいのか悩んでいたため、
「確かに!本があるじゃん!」
といった感じになりました。
専門家が、不安を解決するために、自分の知識を集約させてくれたのが本です。
大学生はあまり本を読まない、なんてデータもありますが、もったいないです。
まずは本屋で、自分の不安を解決してくれそうな本を探しましょう。
準備をする。ここまでやれば大丈夫と言える準備をする
「ようするに“準備”というのは、言い訳の材料となり得るものを排除していく、そのために考え得るすべてのことをこなしていく、ということですね」
これはプロ野球選手であるイチローさんの言葉です。
ここでは、
「不安の材料を排除するために、考えられることは全てしておく」
とわかりやすくしておきましょう。
先程挙げた例でみていきます。
[ 望んでる企業に入れるか不安 ]を細かくみていったら、
→「面接がうまくできるのか」ということを一番不安に感じていることが分かった。
それがわかれば後はとことん準備をしましょう。
- 本を買って、面接のうまくいく方法を知る
- 面接のシュミレーションをしてみる
- 話し方の練習する
- 面接で伝えたいことを明確にする
- 先輩に相談する
自信が出てくるまで準備をしましょう。
すると自然と不安は薄れていってるはずです。
それだけではなく、「早く面接をしたい!」に変わっているかもしれません。
ここまでやったけど、不安が解消されないと言う人は、まだ準備が足りていない証拠です。
例2
違う例でもみていきます。
就活に対しての不安
↓ 細分化
内定がもれえるか不安
↓ 細分化
就職でアピールスキルがないことへの不安と分かる
↓
だったら、アピールできるスキルを身につけよう
【できる準備】
まず調べる。
- 自分が就職したい企業ではどんなスキルが必要なのか
- そのスキルを身につけるにはどうしたらいいのか
方法が分かったら行動する。
必要なスキルが身につき、不安が解消できるまでやる。
不安に思ってるだけでは何も解決しない。
むしろ、行動しようと思わない不安は、たいして不安には思っていないことが多い。
覚悟を決める
行動しても不安が消えない場合は、覚悟を決めましょう。
どんな覚悟かと言うと、ここまでやってダメならしょうがない。という覚悟です。
行動した結果、失敗したらどうしようという不安が出てくることもあります。
その不安をけすのは、覚悟しかありません。
ただ、ここまでの準備ができていれば大抵は大丈夫です。
保険をかける
ここまでやってダメならしょうがないという覚悟と同時に、念のための保険をかけましょう。
受験の時の、第一志望に落ちたときの第二志望、第三志望といった感じです。
いざと言うときの保険があれば、覚悟も決めやすくなります。
根本的な解決にはならないが、試して見るべき方法
規則正しい生活をする
自律神経のバランスが乱れると、不安になりやすいと言われています。
自律神経のバランスは、日々の食事や睡眠で整えることができます。
しっかり睡眠をとって、栄養のあるものを食べれば、健康的な生活をしている意識からプラス思考になりやすいです。
プラス思考の言葉を発する
人間は無意識のうちに言葉に反応しています。
理想の将来を言葉にしたり、書いてみることで潜在意識がそちらへ近づこうとするのです。
失敗したらどうしようと思うと、失敗しやすくなるのも潜在意識の影響です。
そのため、無理にでもプラス思考でいることで、その思考に自然と近づけるのです。
音楽を聴く
音楽にはリラックス効果があるので、効果的でしょう。
友達と遊ぶ
友達と遊んでいる間は、不安を感じないと思います。
リフレッシュの目的で、遊びに出かけたり、メリハリをつけることが大切です。
おいしいものを食べる
おいしいものを食べるとβエンドルフィンというものが分泌され、不安が薄れると言うことが科学的に証明されています。
脳内で働く神経伝達物質「エンドルフィン」のひとつで、モルヒネと同じような作用をする物質です。
エンドルフィンにはアルファ(α)・ベータ(β)・ガンマ(γ)の3つがあり、β-エンドルフィンはその中でも苦痛を取り除くときに最も多く分泌されます。
引用:e-ヘルスネット
まとめ
以上が不安を解決するための手順になります。
不安から逃げることは無理なので、しっかりと向き合って解決策を身に着けましょう。
将来どんな不安に襲われても、何に対しての感じていることなのかをはっきりさせ、その不安に対して自分ができることをする事で、解決へと近づいていくはずです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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