実際の体験をもとに
「合計でどのくらいの費用がかかるのか」
「本当に英語力は伸びるのか」
「現地ではどんな生活をすることになるのか」
といったような疑問を解決していこうと思います!
この記事を読んでもらえれば、フィリピン留学の流れもわかります。
目次
なぜフィリピン留学を選んだのか?
まず最初に、フィリピン留学を選んだ理由を紹介します。
僕がフィリピン留学を選んだ理由は、「安い」「マンツーマン」「友達がフィリピンの大学に留学してたから」の3つです。
最初は、語学留学といったらイギリスだろ!って感じでイギリス留学を検索してたんです。
それで、検索窓に「イギリス留学 2カ月 費用」で検索しました。
そしたら、航空券、入学費、授業料、ホームステイ費など全ての合計を考えると2カ月で80万円くらいはかかる計算になりました。
調べた直後「これは高すぎ、無理だ」ってなったんです。
でも英語はできるようになりたい。
と思っていたら中学時代の友人が、フィリピンの大学に留学していることを思い出し、何か留学についてのアドバイスもらえるんじゃないかと思い連絡しました。
するとどうやらその友人は、フィリピンの語学学校で勉強してから大学の試験を受けて合格したそうなんです。
中学時代は自分より勉強ができないと思ってた友人が、英語を勉強して海外の大学に入っているとなったら、「フィリピンありかも!」てなったんです。
でフィリピン留学について調べてたら、2カ月で40万円くらいで行けることが発覚。
しかもマンツーマン、3食付き、掃除洗濯やってくれる。
単純にイギリス留学の半額くらいとわかり、フィリピン留学を決意しました。
何ヶ月、どこの地域に行っていたの?
行った場所:バコロド
期間:2カ月(8週間)
時期:大学1年の終わり頃(2015/2/1~)
フィリピン留学といえばセブとかマニラがメジャーですが、友人がバコロドにある大学に通っていたこともあり、バコロドにいくことに。
あとバコロドの語学学校は、セブなどと比べると日本人比率が少ないし、治安も良いと友人が言っていたのもあります。
2カ月間にした理由は、大学1年から2年に上がるときの春休みを利用したからです。
大体の大学は2月1日から春休みが始まって4月くらいから授業が始まると思いますが、そうなると1番長く居られても2カ月間だけだったんです。
どの学校を選んだの?その学校を選んだ理由は?
↑フィリピンの大学に通っていた友人との再会(ラサール大学のグラウンド)
選んだ学校:ラサール大学付属語学学校LSLC
選んだ理由:友人がその大学に通っていたから
どんだけ友人に左右されてんだ!と思ったかもしれませんが、初めて1人海外だし、英語全くできないし、フィリピン危なそうだし、とにかく不安だったんです。許してください笑
あとそれっぽい理由もあって、この語学学校は大学付属ということなので大学の施設が使えたり、現地の大学生との交流もあるかなって思ったからです。
実際、大学のジムも使えたし、現地の大学生との交流もありました。
フィリピン留学で現地の大学生と繋がれる語学学校は少ないと思うので、今思えばよかったと思います。
費用は合計いくらかかった?
- 授業料+2人部屋の滞在費(3食付):326,000円/2カ月集中コース
- 登録料:15,000円
- 空港ピックアップ(片道):3,000円
- 長期登録値引き1,000円(マイナス)
小計:325,000円
この金額の他に、
- 宿舎保証金:6,500円
- 特別滞在許可証:16,120円
- 外国人登録証:9,100円
- 教材費:約4,000円/4週間
- 電気代:約4,000円/4週間
- ビザ延長費用:7,000円/8週間
- 航空券代:約6万円(往復)
- 保険代:約3万円(2カ月)
- 現地の娯楽、飲食費:7万円(2カ月)
合計:539,720円
合計すると結構かかってるんですね。
抑えられるのは、航空券代と娯楽費の部分だと思います。
航空券は出発日の3カ月前くらいにとるのが一番安いといわれているのでその時期に取ると良いでしょう。
娯楽費の部分は抑えようとすれば抑えられますが、そうすると土日は何もすることがなくなります。
行く前にどんな準備をした?
行く前の準備としてやったことは、
英単語の勉強を少しする。
しかし、どうせフィリピンで英語を勉強するんだからとすぐに止める。くらいですね。
今思えば、行く前にもっと単語を勉強しておけばよかったと思います。
単語力があれば、英語を聞き取れるようになるスピードも、話せるようになるスピードも確実に早いです。
なので、これから行く人は文法とかはいいので単語だけは勉強しておいたほうが良いです。
留学に何を持っていった?(持ち物)
フィリピン留学に持って行ったものは、
- 服
- サンダル
- 水着
- サングラス
- 日本語の教材
- 日本の文房具(ノート、ボールぺンなど)
- パソコン
- 充電器等
- クレカ
- 国際キャッシュカード
- 航空券
- パスポート
- 薬(腹痛薬、頭痛薬)
- 電子辞書
- 変圧器
特に役立つのが日本の文房具。もちろんフィリピンにもありますが、クオリティーが全然違います。
荷物が重くなってもいいって人はノートを持っていくのがおすすめです。フィリピンで売ってるノートはなんかちょっとザラザラしてます。
あと、日本人で、インスタントみそ汁、お茶漬け、お菓子を持ってきてる人もいました。
シャンプーや洗顔などの日用品は全て現地調達です。
物価が安いので、わざわざ日本から持っていく必要はありません。
行く前の英語力は?
僕はフィリピン留学に行く前、大学の必須英語のクラスが下から2番目でした。
クラスは大学に入るときに学部の全員が受けるテストで割り振られていました。
結構まじめにテストを受けたのに下から2番目。
周りでは、「俺テスト途中で寝ちゃったよ」とか言いながら自分より上のクラスのやつがいる。
英語に対してコンプレックスを持ってました。
実際、英語は伸びた?
フィリピン留学に行く前は、自分が英語を話せるようになるなんて正直思っていませんでした。
でも、話せるようになったんです!
行った時はもちろん話せなくて、マンツーマンレッスンで先生が言っていることもほぼわからない状態。
けど、2週間、3週間と過ぎていくうちにどんどん聞き取れ始め、理解できるようになっていくんです。
1カ月もすると先生の言っていることは9割わかるようになっていました。
そして1カ月を過ぎたあたりから、自分で言いたいことが英語でしっかり伝わるようになるんです。
最初は、同じ語学学校に通う韓国人と話すのもためらっていましたが、自信が付くことによってもっと話したい。そんな感じになっていったんです。
なぜフィリピン留学がターニングポイントになったのか?
ここが本題ですが、なぜ僕にとってフィリピン留学がターニングポイントになったか。
それは、英語を話せるようになるという1つの成功体験を積めたからです。
英語が全く話せない状態、自分でも話せるようになるとは思っていなかった状態から、外国人と会話ができるようになる。
なんか、自分の可能性に気づけた感じです。
行く前までは、自分にはできるわけがないと思って、いろんなことに自分で限界を作ってしまっていたんです。
「自分にはその才能はない」
それらしい理由をつけて「できるわけない」と勝手に思い込んでいました。
けど、フィリピン留学で英語が話せるようになって、「今まではただやってなかっただけで、やれば何でもできるじゃん!!」て思えるようになったんです。
自分の限界を自分で作ってはダメだと気づけた瞬間です。
これがフィリピン留学が僕のターニングポイントになった理由です。
フィリピン留学で自信がついた僕はそのあと、今ままでやったことのなかった「プログラミング」「バイト以外で稼ぐ」「ワーホリ」など新しいことにどんどんチャレンジできるようになったんです。
現地での体験談
ここからは現地でどんなことをしていたのか、授業はどんな感じで受けていたのかを紹介していきます。
授業はどんな感じ?
僕は集中コースを選択していたので、
・50分のマンツーマンレッスン:5コマ
・50分のグループレッスン:2コマ
という1日でした。
マンツーマンレッスンは、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングと先生ごとに学習ポイントを変えて行われます。
まぁどの授業も7割がスピーキングになり、後の3割がその授業ごとのポイントを勉強するって感じです。
勉強したいポイントがあれば、先生たちは合わせてくれます。
マンツーマンの良いところは、完全に自分のレベルに合った授業が受けられるし、周りを気にしなくて良いのが特徴です。
まだ英語に自信がないときは、グループで会話するのも少し緊張してしまうので、初心者には本当にありがたい環境でした。
もし先生のタイプが合わなければ、他の先生に変えてもらうことも出来ます。
グループレッスンは、6人1グループで進められます。
グループレッスンの時間は、机に向かって授業するだけじゃなくて、ボーリングをしに行ったり、現地の観光スポットを回ったりします。
休日は何してたの?
休日は買い物に行くか、近くの島に遊びに行くか、プールに行くかでした。
あとは、部屋で勉強してました。
それ以外はたまにあるお祭りに参加したり。
8週間もいると、仲良くなったメンバーも帰国してしまい、最後のほうは休日になってもどこも行かず部屋に閉じこもってました。
とにかくやることが無くなります。笑
フィリピンは海がめっちゃきれいなので、一回は行くべきです。
この海はバコロドからタクシー、船を乗り継いで3・4時間で着くギマラス島という島です。
下の写真はジプニーといって日本で言う乗り合いタクシーです。基本的にみんな移動はジプニーか普通のタクシーを使います。
夕食を食べた後はほぼ毎日卓球。
2カ月間で英語も伸びたけど、卓球もかなり上手くなった。笑
食事はどんなものが出るの?
食事は韓国料理風です。
韓国資本で建てられた語学学校はほとんどの料理が韓国料理だと思います。
基本的に、バイキング形式で食べ放題です。
たまにデザートでマンゴーとかが出るんですがそのときは1人1つって制限される時があります。
これは「トック」と言う韓国料理らしいんですが、めっちゃうまかった。
辛い料理も出ますが、そればかりではないので辛いものが苦手な人でも大丈夫です。
どんな友達ができるの?
僕が行った時は、学校の7割が韓国人で、2割日本人、1割その他(台湾、ベトナムなど)でした。
韓国からは大学の留学プログラムで来ている人が多いので、ほとんど大学生です。
ほぼ毎晩どっか飲みに行ってました。
フィリピンで外食しても、1人1,000円あれば飲んで食べられるので毎日外食とかも可能です。
同じグループのみんな。
日本人2人、韓国人2人、台湾人2人、アメリカ人の先生1人(ネイティブ)。
めっちゃバランスの良いグループでした!
帰国する韓国人を見送る時の一枚。
フィリピン留学に出会いはある?
フィリピン留学は、出会いありまくりです!
フィリピン留学に行くと、日本人の女の子は韓国の男子にモテて、日本人の男子は韓国人の女の子が好きになるという構図が出来上がります。
僕の周りでも、1週間とかでカップルだらけになってました。
違う国同士で付き合うと英語の上達も早いので、先生から「早く韓国人の彼女つくりな!」ってめっちゃ言われます。笑
まぁ僕は出来なかったんですけどね。。
韓国人と日本人の組み合わせもありますが、日本人同士で付き合うこともあります。
留学ってそういう心理にさせるんですかね。
ただ全国から来てるので、日本に帰ったら遠距離になる場合が多いですが。
ルームメイトとはどんな感じ?
僕は2人部屋でした。
行った時は既に韓国人がいて、後から僕が入って行く感じ。
その人はフィリピンに10カ月間留学しに来ていて、会ったときには既に9カ月目だったんです。
なので英語もぺらぺらで、正直最初は何を言ってるのかわからず。
なので、あまり仲良くもなれなかったんですが、最後の方にはしっかり会話が出来るようになってたので、一緒に昼を食べたり、クラブに連れて行ってくれました。
最初のルームメイトが帰国してから、すぐに新しいルームメイトが決定し、その彼も韓国人でした。
だいたいは日本人と韓国人がバラけるような割り振りになっています。
ルームメイトとはかなり仲良くなれます。
けど、相性がよくない場合もあるようです。その時は部屋を変えてもらうこともできます。
フィリピン留学をするときに大切なこと
僕は、計2回のフィリピン留学を経験しました。
1度目が今回のバコロドで、2度目はイロイロという地域に。
2度目の語学学校は、TOEICの点数を伸ばすために行ったんですが、明らかに雰囲気が違います。
2度目の語学学校の方がみんな一所懸命勉強する感じ。
フィリピン留学で大切なことは目的をはっきりさせて、その目的に合った語学学校を選ぶことです。
語学学校を選ぶ際は、フィリピンの学校に直接希望するのは難しいので、エージェントを通すことになると思います。
エージェントを選ぶときは1箇所だけではなくて、資料請求とかで何箇所かに問い合わせてみることが大切です。
それぞれのエージェントで、契約している語学学校が違うので、1つで決めてしまうと選択肢が狭まってしまいます。
ぼくも学校を決めたときは、3.4社のエージェントに資料請求したり、実際にオフィスに行って話しを聞きに行きました。(結局は友人のいる大学の付属の語学学校にしたんですが。他と比べることは重要。)
資料請求と、留学相談は無料でやっている会社がほとんどなので積極的に問い合わせることをおすすめします。
フィリピン留学を成功させるために、エージェント選びは重要です。
大手のエージェントだと、ヒューマンアカデミーとかがおすすめです。
語学学校も豊富にもそろっているし、安心して相談できます。
まずは資料請求をしてみてください。
きっとあなたにぴったりの語学学校が見つかります。
コメントを残す